こんにちは!ブログのアクセス数が増えてうれしい反面しっかり皆様に役に立つ情報を届けたいなと気を引き締めている小村です。
Canvaが、先日すごい発表をしましたね。それがオーストラリア・シドニーで行われた「Canva Create 2025(World Tour Edition)というイベントです。
1. そもそもCanvaの発表って何がすごかったの?
このイベントのテーマは「Uncharted(未知を描こう)」。Canvaが世界に向けて「デザインはこれからこう変わるぞ!」と宣言した場です。
特に注目すべきは、彼らが「ユーザーの“願い”を形にする」ことを一番大事にした点です。
- ユーザーの願いが元に。毎年100万件以上も届く「この機能がほしい!」という要望を、たくさん実現してくれました。
 - デザインツールの全部入りに。これまでのCanvaは「画像を作る」がメインでしたが、これからは「なんでもできるツール」に進化します。
- 新機能: Visual Suite 2.0、Canva AI、Canva Code、Canva Sheetsなど、聞いたことない名前が一気に発表されました。
 
 
Canvaの規模は月間アクティブユーザーは2億3,000万人以上に達し、直近1ヶ月間で10億点のデザインが作成されました(1秒あたり373点)。Docusign、FedEx、Disney+などの大企業や、世界中の15,000以上の教育機関でも利用され、拡張性、効率的、簡単なツールとして評価されているぐらいCanvaはもう世界中に数億人ものユーザーがいる巨大なプラットフォームです。そのCanvaが、今までの「デザイン」という枠を飛び越えようとしています。
2. 私たちのデザイン作業、どうラクになる?
発表された新機能はたくさんありますが、ポイントは以下の3つ。私たちの「めんどくさい!」を解決してくれます。
💡悩み①「資料を作るたびにツールを切り替えるのが面倒!」
→ 解決: ツールを一つにまとめる(Visual Suite 2.0)
- どう変わる?: 今までは「SNS投稿はCanvaで、企画書はPowerPointで、動画編集は別のソフトで…」とツールをバラバラに使っていましたよね。
 - これからは: スライド、資料、動画、Webサイト、全部をCanvaで作れるようになります。一つのデザインを、動画にも資料にもパッと使い回しできるようになる、ということです。
 
💡悩み②「データや数字をグラフにするのが難しい!」
→ 解決: データとデザインが合体(Sheets / Magic Charts)
- どう変わる?: 数字が並んだだけのグラフって、つまらなくて伝わりにくいですよね。
 - これからは: 表計算機能(Canva Sheets)やグラフ作成ツール(Magic Charts)が追加されます。データを入力するだけで、誰でも「すごくておしゃれな」グラフィックを作れるようになります。
 
💡悩み③「アイデアはあっても、手を動かすのが大変!」
→ 解決: AIが自動でデザインしてくれる(Canva AI / Code)
- どう変わる?: 「こういう雰囲気の画像を作って」「この文章に合う資料を作って」とAIに話しかけるだけで、デザインの初案が完成します。
 - さらに: プログラミングの知識がなくても、「こんな動きのあるボタンがほしい」と言葉で伝えるだけで、動くパーツ(ウィジェット)が作れるようになります!
 
3. これからデザインで大事になることは?
Canvaの発表から見えてくるのは、「手を動かす」作業の負担が減る可能性があり、その分私たちは「アイデアを考えたり、AIに的確な指示を出す」ことが大切になってくる。それにはAIに「伝える力」が大切になる、ということです。
| 今まで重要だったこと | これから重要になること | 
| 線の引き方、配色の技術 | 言葉で「何を、どう見せたいか」を伝える力(指示力) | 
| 時間をかけて手を動かす作業 | AIにアイデアを出してもらい、効率よく修正・調整する力 | 
| 一つのファイルで完結するデザイン | 動画やWebなど、いろんな形に使い回す柔軟性 | 
4. まとめ:デザインは「もっと身近」へ!
今回のCanvaの発表は、単なる機能追加ではなく「創造する力と、仕事の効率を、すべての人に提供する」というCanvaの強い宣言だと感じました。
デザインがもっと身近になって、私たちの「見せたい」「伝えたい」という願いを、カンタンに叶えてくれる未来はすぐそこに来ています。
次回のENGAWA SALONは 11月23日(日)松阪市公民館 にて開催予定です。
「Canvaをもっと知りたい」「Canvaをもっと使いこなしたい」方は、ぜひこちらからお申し込みください。お待ちしています。

