こんにちは。今週末も大阪でギター試奏予定の木曽原です。
さて、Canvaで撮影したチラシやパンフレットを書き出す際に皆様はどのような形式で書き出しておりますでしょうか?多くの方はJPGで書き出しているかと思いますが、今回は画像の種類について書いてみたいと思います。
目次
ラスター画像
ビットマップ画像とも呼ばれます。代表的な形式はJPEG(JPG)、PNG、GIF、BMP、TIFF などでしょうか。多くの方が画像というとこのラスター画像を想像すると思います。
ラスター画像の特徴
- ピクセル(点) の集合で構成されている。
- 写真やグラデーションなど、色の細かい表現が得意。
- 拡大・縮小すると画質が劣化(ぼやけたり、ギザギザになる)。
- ファイルサイズが大きくなりやすい(特に高解像度の場合)。
ラスター画像の用途
- デジタルカメラの写真
- Webサイトの画像(JPEG・PNG)
- SNS投稿画像
各形式の特徴
- JPEG・・・写真に適するが、圧縮で画質が劣化する(非可逆圧縮)
- PNG・・・透過背景が可能、劣化しない(可逆圧縮)
- GIF・・・アニメーション対応、256色まで(軽量)
- BMP・・・非圧縮のため高画質だが、容量が大きい
- TIFF・・・印刷・スキャン向け。高画質でプロ用途に多い
殆の場合は、JPEGで大丈夫ですが、切り抜き画像を書き出す際はPNGでないと背景が透明にならないため、注意が必要です。
ベクター画像
ベクター画像の代表的な形式は、SVG、AI(Illustrator)、EPS、PDF(グラフィック要素)となります。
ベクター画像の特徴
- 点や線、図形を数式データ(ベクトル情報)で表現。
- 拡大・縮小しても画質が劣化しない。
- 写真のような細かい色の表現は苦手。
- ファイルサイズが小さく、デザイン編集が容易。
ベクター画像の用途
- ロゴ、アイコン、地図、イラスト、印刷データ
- 看板やポスターなど、大きく拡大して使うもの
PDFは書類などをメールで送付する際に使用することが多いです。SVGはホームページ制作の際の、アイコンやロゴに使用することも増えて来ました。
それでは、今日のこの辺で!

