Canvaでつくる“活版印刷風タイポグラフィ”テクニック

こんにちは。気づいたらもう12月。今年こそは去年できなかった場所の大掃除をしたいと思っている小村です。


デザインをしていると、「もう少し味のある文字にしたい…!」って瞬間、ありませんか?

そんなときにぜひ使ってほしいのが、Canvaでできる“活版印刷風”の文字表現です。
クリスマスのシンプルなデザインなどにぴったりでより立体感のある表現が可能です。


目次

活版印刷風の文字とは?

活版印刷の特徴である
・段差のある押し跡
・わずかなズレ
を再現し、紙にしっかり印字されたような“味のある文字”を作れる加工方法です。

Canvaでも簡単に再現できるので、ポスター、フライヤー、見出しデザインとの相性が抜群です。


Canvaでの活版印刷風テキストの作り方

<手順>

  1. 表示したい文字を入力
  2. カラーを背景色と同じ色に変更
    文字そのものは一旦背景と同化させます。
  3. エフェクトの「影(シャドウ)」を選択し、以下に設定
    • オフセット:20
    • 向き:-45
    • ぼかし:20
    • 透明度:40
    • カラー:黒
  4. 素材(テキスト)を複製
  5. 複製した方の文字は
    • カラー:白
    • 向き:+45
      に変更
  6. 2つの文字を重ねて配置する
    すると、上下にズレた影が生まれ、印字の“噛み跡”のような立体感が出ます。
表示したい文字を入力
文字の色を同系色に。影のカラーを黒にする。
複製した文字は向きを45、影の色をホワイトにする
重ねて完成!

実際の仕上がりイメージ

黒い押し跡 × 白い押し跡
この2つの影が重なることで、紙の上にぐっと押し付けたような表情が完成。
今回のようなクリスマスのシンプルなデザインに特に相性が良い表現です。


まとめ:Canvaの文字加工でデザインの質を一段アップ

今回のテクニックは、
・タイトル文字
・ロゴ風テキスト
・POPデザイン
・季節イベントのフライヤー
など、あらゆるシーンで「ちょっといい感じ」の雰囲気を出せます。

手順もシンプルなので、ぜひ自分のデザインで試してみてください。


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次回のENGAWA SALONは 12月13日(土)松阪市公民館 にて開催予定です。
「Canvaの文字表現をもっと広げたい」「おしゃれな加工を覚えたい」という方は、ぜひご参加ください。
また、忘年会も同日18時からや台ずし松阪駅前町で開催予定!忘年会だけの参加も大歓迎です!
ぜひこちらからお申し込みください。お待ちしています!

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この記事を書いた人

Haruki Komuraのアバター Haruki Komura bz spring 代表

看護師として勤務を続けながら、独学でWebやデザインに挑戦中。現在は写真・動画制作を軸に、撮影した素材を活かしたホームページを制作。2023年9月「biz spring」として開業し、半年で50本以上の動画を制作。「名古屋職業訓練校のウェブデザインコース」で講師として勤務、現在は「三重WordPressミートアップ」ではオーガナイザーとして活動を行う。

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